のんびりしたお休みにおススメの10冊。
カテゴリー:キャリア教育
17卒の進路確定お祝い&忘年会の席で、またあの企画やってください!というお声を頂きました。あの企画、とは年末年始のまとまった時間を使って読んでみては?という本をご紹介するコーナーです。
これから社会に出ていく皆さんにちょっと立ち止まって考えてみてほしいので、以前とネタが被るかもしれませんが…、まぁ、お気楽に。
・レモンとねずみ (石垣りん 童話屋)
美しい言葉をじんわりと味わう。ゆっくりできるときならではですね。装丁も素敵です。
・あれか、これか (野口真人 ダイヤモンド社)
考えてるんだけど、思ってるんだけど、なんか行動が変わらなくて…という方にはお勧めです。金融行く人は分かってないとまずい世界です。
・国家を考えてみよう(橋本治 ちくまプリマ―新書)
急がば思いっきり遠回りすることで分からないことがわかるようになる。自分の立ち位置をしっかり確認するきっかけを。
・経済学の考え方 (宇沢弘文 岩波新書)
官民を問わず、世の役に立ちたい、貢献したいという想いを強く持って飛び立とうとしている人必須。なんで経済学という物理学の出来損ないみたいなものがそれでも必要とされるのか。
・その日のまえに (重松 清 文春文庫)
仕事を目一杯頑張っている時期に出会うことができて、本当に良かったと思えた一冊でした。
・空気のつくり方 (池田 純 幻冬舎)
なんせ、5年で売上倍!というグローバルルールをガチで実現しましたからね。ビジネスモデルでものを見る経営者がどんな濃淡をつけているのか伝わってきます。
・「こつ」と「スランプ」の研究 身体知の認知科学 (諏訪正樹 講談社選書メチエ)
野球選手兼研究者の視点が非常に面白かったのですが、成長したがる割に成長の仕方をよく分かっていない学生や、安定的に成果を出さなきゃならない社会人にはヒントが多いかも。
・手紙 (東野圭吾 文春文庫)
今年は学生のアンケートを読んでいて、差別に対する感度がすごく高いよね、という内輪話から始まってNABのスタッフから薦められた一冊。学生必読。
・人間不平等起源論 (J.J.ルソー 岩波文庫)
社会契約説の問題提起となった論ですが、これからの時代にキレイに当てはまりそうで怖い。
・デザインの誤解 (水野 学 祥伝社新書)
今年はイケてるもののそこかしこにデザインが行き渡っているなぁ、と実感した1年でした。でも、ビジネスとデザインに関するバランスの良い本ってなかなかないですね。