内定式。そして。
カテゴリー:これからの働き方
10月1日。そう、内定式ですね。おめでとう!努力の結実を実感できる日ですね。
「ようこそ、時間無制限一本勝負、年齢も経験も関係なく、やれる奴だけが生き残れる”自己責任”の世界へ!」
あ、引いた?ドン引き? 今日この瞬間から、あなたの会社の先輩たちとの競争は始まっています。
皆さんはこれから半年ヌクヌクしてるんでしょうが、先輩たちは今日から来年の4月1日まで、猛烈に経験を積み力をつけ、皆さんとの力の差を広げていくばかり…。
でもね。安心して下さい、履いてるんです!
「大学生」という、世間を油断させられる身分を履いて?いられるのは今のうちです。その特権をフルに生かして、この半年、君らにしかできない素敵な時間を過ごして、悔いなく卒業して下さい。
間違っても、社会人の真似事して変な自己啓発本読んだりしないで、ちゃんと卒論と向き合いなさい。
この時期になると、毎年聞かれるんですよ、「卒業までに何を学んでおけばいいですか?」と。大丈夫だよ、心配しるなよ。むしろ、悔いなく卒業できるよう、やりたかったこと全部やってごらん。
入ってから鍛えて身につくものなんて、入ってから磨けばいいじゃんさ。
今しかできない、今やることが社会人もうらやむくらい、素敵な時間の過ごし方を考えてごらん。その1分、1秒が、更なる君たちの魅力を増していくんだからさ。
時間は大切にね。
僕は、英語の筆記試験当日。席が隣になった「佐藤」と、試験が終わった後に仲良くなった。「直人か、よろしくな!完って名前で呼んでくれ!」その日、それぞれ知った人間を見つけて、なぜか4人で一杯飲んだ。
実に居心地の良い、ホッとする一杯だった。
それから18年。
僕らは、家族ぐるみで付き合う親友になった。完、たか、ひとしが出て行っては帰っていくのを受け止めるのが、唯一日本で時間に自由が利く僕の役回りとなった。
でも、嬉しい。
本当におめでとう。同期と飲み行っといでよ。