NAB就業教育研究所

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所長'sファインダー

「飯を食える大人」を育て、支えることに拘る、
赤坂にあるNAB就業教育研究所所長、佐々木直人のあれこれブログ。

プロフィール

佐々木直人

1973年生。
1998年三菱商事株式会社入社。ベンチャー企業の起ち上げから中央官庁まで、国・業界を問わず様々な新規事業を担当。中途採用のスキームを提案し面接官として合否判定や育成施策の企画にも携わる。 情報戦略統括部、経営企画部を経て独立し、2011年NAB就業教育研究所を設立。 学生や若手社会人のスキル向上、キャリア形成に正面から向き合い続けている。

就活に自信が無いのなら その2

カテゴリー:就活



(前々回のつづき)
就活に不安があるなら、その原因と向き合う必要がありますね。では、何から手をつけましょうか?というお話でした。

答えは簡単。丁寧に「分ける」こと、そしてわけたものの「つながり」を考えること。何となくわからないものやモヤモヤしていることを見つけたら、まずより具体的なものに分けていく。そして自分が理解しやすいサイズにまで具体的で小さくなったら、そこで止めてOKです。


“就活の不安”を自分なりに小分けにしてみる。すると、“内定が取れないこと”や“行きたい企業が見つからないこと”など、いくつか理由が出てくるでしょう。

じゃぁ、“内定が取れない”と思うのはなぜだろう?“自分に能力が足り無さそうだ”、“人気企業だからライバルが多そうだ”等々、これも色々とそう思う理由が出てきそうだ。じゃぁ、足りないと思っている“能力”って、具体的に何のことだろう…。

どんどん、具体的に。不安の正体が明らかになってきますよね。

このうち、「自分じゃどうしようもないこと」は気にしてもしょうがない。“入りたいけど、新卒は採らないらしい”という事象が出てきたら、こちらの努力ではどうにもならない。(そういう会社に連絡して、入りたいから採用やってくれ、と自分から動けるぐらいの学生は全力で応援したいところです)

心配する必要が無いことをはっきりさせて、捨ててしまうのもとても大切なことです。すると、残るのは「自分が何かに挑戦することで消せる不安」ということになります。

さぁ、まずは自分がやるべきことをハッキリさせてから、第一歩を踏み出しましょう。