19卒、おめでとう。
カテゴリー:これからの働き方
19卒は学部の単位講座や全学での帯講座など、様々な大学で5つの”クラス担任”を務めさせて頂きました。
いよいよ、卒業ですね。あっという間の1年、お疲れさまでした。そして、おめでとう。
年が明けても世事はぱっとせず、クールな日本かっこいい!も飽きられ気味で、実は経済成長とか幻想?そもそも幸せの尺度変えません?などと世代に関係なくどうもスッキリしない今日この頃。
これは…益々のチャンスですね。
上の言うこと、上の言うとおりにやって、上が身分を保証してくれることはない、というのがいよいよ現実になるわけだから。
じゃぁ、どうしたら面白楽しく暮らせるのか。
鉄の塊叩いて自動車部品作ってる人から、5つもの制作班をまとめながらTV番組作ってる人まで話を聴いていて、すんなりと腑に落ちたことがあります。
それは「人として当たり前の、ごく普通のことを、きちんとやり切る」こと。
いま、与えられた持ち場にコミットできるなら、そこで隅々まで神経研ぎ澄まして目の前のことをやりきること。
一番簡単で、多分一番難しい。
でも、結局それを積み重ねた人だけが、晴れて「やりたい仕事」や「やりがいある環境」を与えてもらえると思います。頑張れよって言葉を添えられて。
目一杯働き倒したい人には、しょうもない上っ面の時間管理で働く時間が取れないことだって不満でしょう。でも、その気になればどうにでもなるでしょ、ぺーぺーに渡される仕事ならなおさらのこと。
そのためにも、目の前に置かれた仕事に、ともに働く仲間に、一緒に過ごす時間に。誠意をもって向き合える社会人として羽ばたいてくれることを期待しています。
もちろん、何がハマるかなんてわかんないし、ヤバいと感じたら勇気をもって撤退しなきゃいけない現場もあるでしょう。助けてほしいときは大声で叫ぶ!組織はあなたを守るためにあるのだから。
困ったらいつでも羽を休めにいらっしゃい。おいしいコーヒー淹れてあげるから。
自分で考え、絞り、選び取った進路です。超楽しんでください。
ようこそ「飯を食える大人」の世界へ。