イケメンESからの脱却
カテゴリー:就活
目の前に、A,B二人のイケメンがいるとします。
A:「食生活や体調管理には日頃から気を使い、定期的に草フットサルで汗を流しています。」
B:「私はイケメンです。」
どっちのイケメンにみなさん共感できますか?
・・・・。
Aですよね。やっぱり。
Bって感じ悪いでしょ?自分で自分はこんなに凄いんです、って言っちゃう感じが。
一方でAは、「イケメンだ」って一言も喋って無いのに、イケメンだって伝わってくるじゃないですか。だからそろそろ、ESの冒頭で「私は〇〇ができます!」って書くの辞めませんか?
だって、共感できないでしょ。
「私は、目標達成のためにすべてのタスクに全力で取り組むことができます。」
「私は、情報共有力があります。」
「私は、周りを巻き込んで難しい問題を解決する力があります。」
日本語として、おかしいと思いません?
今まで生きてくる中で、自分の大切な人を人に紹介するときに、こんな紹介の仕方したことありますか?
ないでしょ、間違いなく。
なんで日頃使いもしない、意味も通らない言葉を、自分たちが違和感を感じている文章を、就活の場では平気で投げてくるんでしょうか?
もう少し、相手に理解してもらうための努力、しましょうよ。
目の前の人に伝わる言葉すら持たずに、どうやって「新しい顧客に最高のサービスを」提案するつもりですか?
今後、”イケメンES”は原則禁止の方向で。