面接。超えなきゃいけない4つの壁 (その1)
カテゴリー:就活
あっちこっち飛び回っている2月も半分が終わろうとしています。様々な場所で業界研究から模擬面接まで色々と講義して来ましたが、特に面接に関してはどうやら大きな“4つの壁”がそびえているようです。
1つ目は「まっ白の壁」
自分が言いたいことがなぜか口から出てこない、自分が喋っている気がしない。考えていたことと全然違う言葉が口をついてしまう。頭が真っ白になってしまい、自分でも何をしゃべっているのか分からなくなってしまう…などなど。
面接というシチュエーションに対する違和感、ド緊張してしまうケースです。あまりに思いつめすぎると、口をパクパクしたまま言葉が出なかったり、思わず泣いてしまうことも。本人は相当ビックリするようですが、正直なところ、よくあることです。慣れていない、と言ってしまえばそれまでですが、この壁にハマる人はそもそも「緊張してはいけない」とか「うまくしゃべれないと減点される」といった思い込みが強すぎるように見受けられます。実際、面接が始まる前から眉間にしわが寄った険しい表情で、面接官をジッと睨み付けるような(本人にそんなつもりはみじんもないんでしょうけど)感じで、むすっと黙っている。何か言われるのをいまかいまかと待っている…。
面接はあくまで対話です。
一方的に面接官から責められるようなものではありませんから、もう少し気持ちに余裕が持てるよう、回数を重ねた方がいいですよね。
また、そもそも緊張をしなくする方法なんて、無いんですよ。だって、本気だからこそ緊張するんですから。だから、どんなに緊張していても、70%ぐらいの力を安定して出せるように心がける方がいいですね。声が震えたっていいんです。あ、今緊張してるな、自分は本気なんだな、よし、集中しよう!ぐらいの心持で行きましょう。