NAB就業教育研究所

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所長'sファインダー

「飯を食える大人」を育て、支えることに拘る、
赤坂にあるNAB就業教育研究所所長、佐々木直人のあれこれブログ。

プロフィール

佐々木直人

1973年生。
1998年三菱商事株式会社入社。ベンチャー企業の起ち上げから中央官庁まで、国・業界を問わず様々な新規事業を担当。中途採用のスキームを提案し面接官として合否判定や育成施策の企画にも携わる。 情報戦略統括部、経営企画部を経て独立し、2011年NAB就業教育研究所を設立。 学生や若手社会人のスキル向上、キャリア形成に正面から向き合い続けている。

6月1日を前にチェックしておきたい2つのこと

カテゴリー:就活

先日の芳野先生とのツイキャス、700名ほどの方が聴いて下さったようで、驚くと同時に少しでもお役に立てていれば嬉しく思います。

 

いよいよ、6月1日ですね。

ここからは早いです。バタバタバタっと面接が始まり、1日に2つも3つもいろんな段階の選考が組みこまれ、お祈られていることを気にしてる間もないうちに最終面接まで組みこまれ、2週間程度で概ね嵐が止むことでしょう。

泣いても笑っても、大一番。

そこで、最終前にもう一度、以下2つをチェックしておいて下さい。

 




1つ目は、「その進路を選ぶことについて、自分は納得し腹落ちできているかどうか」です。

将来自分が目指している状態と方向があっているか、ちゃんと近づいていけるだろうと確信がもてるのかどうか。もちろん、入ってみてやってみなければわから無いことはたくさんあるでしょうが、それは事前に仮説検証をしない理由にはなりません。
当然ですが、事前にキャリア仮説を具体的にしておけばおくほど、何も考えていないのとは比較にならないくらい「入ってからの成長速度が速い」うえに、もし万が一、想定していなかった不具合に出くわしても、乗り越えやすくなります。いいことづくめです。

また、本人が納得していないことは、面接官も話をしているうちに分かるものです。
ですからもう一度原点に立ち戻って、自分のキャリア仮説の再確認をして下さい。

 

2つ目は、「設計したコミュニケーションの再確認」です。

“コミュ力”と一言で扱われがちですが、その中身は3つに分かれます。

自分が予め用意した、伝えたいメッセージ(あなたの魅力)は具体的かつはっきりしているか?

そして、そのメッセージがロスなく伝わるよう、相手にとって伝わりやすいストーリーを選んでいるか?

最後に、あなた自身の魅力が自然と伝わり、相手との距離を縮め壁を下げることに繋がる、自分が得意とする対話のアプローチを発揮できているかどうか?
朝起きたら声帯を起こし表情筋をフニュフニャにして、滑舌を良くすることはもちろん魅力的な笑顔で、あなた自身の魅力を漏れなく伝えてきて下さい。

いよいよ、来るところまで来ました。
これまでの積み重ねを信じて、自分が「行くべき先」と向き合ってください。